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2016.12.13
気管支喘息において、環境整備は望ましい対策の1つであり、成人においても言えますが、小児気管支喘息患者さんにおいては、約90%でダニに感作されているとも言われており、暴露量低減となる部屋の掃除をおこなうことが推奨されています。
4~11歳のダニに感作されている気管支喘息児16名において、まず家庭の大掃除を行った後、
①8名には専用のモップ貸し出しと毎月の専門スタッフによる掃除の指導・提案を行い
②他の8名は従来の掃除を続けた
ところ開始前と1年後のダニアレルゲン量は、布団と寝室床では有意差がなかったが、リビング床では②で有意に低下し、②ではハウスダスト、ダニ特異的IgE値が有意に低下した
との報告があります(気管支喘息児における掃除介入によるダニ特異的IgE値の変化)。
留意する方の多い寝室以外の部屋の掃除も十分におこなうことで、ダニアレルゲン量が低下し、ハウスダスト、ダニ特異的IgE値も低くなる可能性が示唆されています。
喘息発作においてはウイルス感染等、様々な増悪因子が挙げられており、一定以上の掃除をおこなっている場合、さらに掃除を徹底することだけで、発作点数、治療点数上での有意差は見られない、との見解もありますが、掃除の徹底により真菌、ネコアレルゲンといったダニ以外の抗原の暴露量低減、感作リスク低減の可能性もあります。
清掃の内容や程度、生活環境によっても差はあるものと思われますが、清掃の継続によりダニ特異的IgE値に変化がある(低減する)ことは、ポジティブな面でもあり、ミックス粉など食品中のダニ繁殖防止とともに心がけていくのが望ましいでしょう。
防ダニベッドカバーの子供の喘息への有用性について
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1988
出典:気管支喘息児における掃除介入によるダニ特異的IgE値の変化
Efficacy of an in-home test kit in reducing dust mite allergen levels: results of a randomized controlled pilot study
Individualized Household Allergen Intervention Lowers Allergen Level But Not Asthma Medication Use: A Randomized Controlled Trial.
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