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メロンの体への影響

2014.09.13

投稿者
クミタス

メロンにアレルギーのある方もいらっしゃいますが、アレルギー以外でもメロンを食べると舌がピリピリしたり、違和感の原因がある場合があります。

・メロンは熟しすぎるとエタノール、酢酸エチル、炭酸ガスなどの刺激物が生成されるため
・メロンなどのウリ科作物に特有な苦み成分(ククルビタシン)が、通常より多く含まれていたため
・メロンが一部分変色しており、メロンの病気「バラ色カビ病」の病害部分が出来ていたため
・メロンの表皮に付着したリステリア・モノサイトゲネスによる食中毒
参照:リステリアによる食中毒の事例~汚染された冷凍コーン・野菜を加熱しないで摂取
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2815

ウリ科作物に特有な苦み成分(ククルビタシン)は、比較的高濃度で含まれる場合、唇のしびれ、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛を引き起こす可能性があります。
ククルビタシンは、ゴーヤ、ズッキーニ、きゅうり、かぼちゃ、メロン、スイカなどウリ科作物に含まれますが、個体差があり、出荷時にどの個体が比較的高濃度なのかの判別が付きにくいと言われています。ウリ科植物にはククルビタシンは、もともと含まれている成分でもありますが、収穫時期(成熟度合)、生育時の天候不順(水分不足・低温・過湿・過乾燥など)や、土壌成分等が影響し、ククルビタシンの量に差が出るのではとも言われています。
いつもよりも苦味を強く感じた場合は食べないようにしましょう。

ちなみにズッキーニは、厚生労働省が規定している緑黄色野菜の基準「ベータカロチンを新鮮な野菜100g中に600マイクロg以上」に達していないため、緑黄色野菜、ではありません。

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