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2024.03.26
アニサキスアレルギーについては以下でも掲載しておりますが、
アニサキスによるアナフィラキシーショック後の急性冠症候群
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4342
アニサキスアレルギーを繰り返す場合
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3251
アニサキスアレルギーにおけるアレルゲン
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2905
今回は、小児においてアニサキスアレルギーを発症したと考えられるケースについて掲載したいと思います。
8歳男児。イカの刺身、シメサバなどを食べた2時間後から、アナフィラキシー症状を認めた。アドレナリン筋肉注射を行い症状は速やかに改善した。血液検査でアニサキス特異的IgE 54.4 UA/mLであり,食事に含まれる他の魚介類の特異的IgEは陰性だったことから,アニサキスアレルギーと診断された。本症例では,児が低年齢から日常的に生の魚介類を摂取し、家族が釣った魚を自ら調理する機会が度々あったことが、学童期にアニサキスアレルギーを発症した一因となった可能性があると考えられた(出典・参照:本田朋子, 細田愛, 冠城祥子, 津村由紀, 明石真幸 8歳で発症したアニサキスによるアナフィラキシーの一例)。
魚介類摂取による食物アレルギーが疑われたケースでは、アニサキスが原因の場合もあります。アニサキスアレルギーにおいては魚介類の摂取から約15分〜12時間前後などに蕁麻疹、血管浮腫、膨疹、紅斑、口腔内の痒み、口唇・舌の腫脹、呼吸器症状、意識障害、アナフィラキシーを発症したり、上腹部痛、吐き気、嘔吐、下痢などの胃腸症状が出現することがあるとみられていますが、今後もアニサキスアレルギーにおけるアレルゲンなどについても追記したいと思います。
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33kcal/1皿分(ルウ7.5g)あたり
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