1. クミタス記事
  2. クミタス記事詳細

読み物

脱感作と耐性獲得 4.12更新

2018.03.23

投稿者
クミタス

経口免疫療法では、従来、早期に耐性獲得が難しい方において寛解を目指すものでもありますが、摂取を続ける過程で摂取可能量を増やし、脱感作状態を維持することで微量での反応リスクが低減し得る面もあります。
経口免疫療法により重篤な副反応が生じるリスクは低減する必要があり、経皮免疫療法やオマリズマブの併用、低量漸増などの方法も取られています。

脱感作状態とは、アレルギーの原因食物を摂取し続けていれば、症状が出現しない状態で、原因食物を摂取しないでいて、再び摂取した際、アレルギー症状が出現する場合や、症状誘発閾値が下がることもあり、一時的にアレルゲンに対して低反応な状態を意味するものでもあります。

寛解は、耐性獲得と同義で、症状の出現が無く食べられるようになることを指し、自然耐性は、成長とともに耐性を獲得することを指します。

    {genreName}

      {topics}