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海外での感染症の状況

2018.07.17

投稿者
クミタス

国、地域によっても異なりますが、海外で注意が必要な感染症には以下などが挙げられます。( )内は主な症状になります。

・食べ物や水が原因:E型肝炎(発熱、倦怠感、黄疸)、A型肝炎(発熱、倦怠感、黄疸)、赤痢(発熱、激しい腹痛、下痢)、腸チフス(発熱、激しい腹痛、下痢、脈がやや遅くなる)、コレラ(下痢、嘔吐)

・事故、ケガが原因:破傷風(口を開けにくい、飲み込みにくい、しゃべりにくい、体が痛い、全身けいれん)

・蚊が原因:マラリア(発熱、悪寒、冷汗、頭痛、筋肉痛、下痢、意識障害)、デング熱(発熱、目の奥の痛み
筋肉痛、関節痛、発疹、下痢)、チクングニア熱(発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感、発疹、関節痛・腫れ)、ジカウイルス感染症(発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛)、黄熱(発熱、頭痛、筋肉痛、悪寒、嘔吐)、ウエストナイル熱(発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感)、日本脳炎(日本以外のアジアでも発生しており、他にも発生リスクのある地域があります。発熱、痛みや刺激に無反応、意識障害、頭痛)

・ノミが原因:ペスト(腺ペスト(リンパ節炎、敗血症)、肺ペスト(高熱、呼吸器症状))

・動物が原因:狂犬病(発熱、知覚過敏、恐水症状、恐風症状)、鳥インフルエンザ(発熱、呼吸器症状、下痢)、MERS(発熱、呼吸器症状、下痢)

・人から感染:麻しん(発熱、咳、鼻水、結膜充血、発疹、下痢)、風しん(発熱、発疹、リンパ節腫脹)、ポリオ(発熱、麻痺、下痢)

・沼、湖、河川で感染:レプトスピラ症(発熱、悪寒、頭痛、筋痛、腹痛、結膜充血、下痢)、住血吸虫症(下痢、血尿、肝臓、脾臓の腫れ)

海外に旅行される方は、海外の感染症の発生状況も確認のうえ、渡航地域に合わせた必要な事前の準備、対応を取っていきましょう。

海外感染症発生情報
https://www.forth.go.jp/index.html

夏休みにおける海外での感染症予防について
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/travel-kansenshou.html

夏休みに海外へ渡航される皆さまへ!
https://www.forth.go.jp/news/2018/07091500_00002.html

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