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マカデミアナッツによるアレルギー 10.23更新

2018.10.06

投稿者
クミタス

マカデミアナッツはバラ亜綱ヤマモガシ目ヤマモガシ科に分類されます。化粧品、スキンケア、ヘアケア剤の中で、マカダミアナッツオイルを含有する商品もあり、経皮感作する可能性も考えられるところでもあります。

低年齢児では、3歳4か月女児でのマカデミアナッツアレルギーの報告例などが見られています。
ピーナッツ油での報告で、皮膚での曝露は全身、呼吸器でのピーナッツ過敏反応を誘発するとの示唆もありますが、食物成分のオイルをベビーオイル、マッサージオイルに使用することは、経皮感作リスクを高める恐れがあり、特に湿疹や掻き傷のある児などにおいては、使用を控えられるのが望ましいところでもあります。
乳幼児においては、ナッツ、ピーナッツは誤嚥しやすい食物に挙げられますが、気管支異物が原因で、咳が長期に渡り続き、中には肺炎、喘息として治療される場合もありますので、摂取時は粒のままの状態でないことにも留意したい点に挙げられます。
アレルギー症状例では、口腔内を中心とした症状、また体の痒み、膨疹、咳、全身の蕁麻疹、嘔吐、血圧低下、意識低下、呼吸困難などの全身症状の例が見られています。

マカデミアナッツが含有する食品例
他のナッツに比べて、ドレッシングや調味料に使用される頻度は多くはありませんが、一部の米菓やミューズリー、キャラメル、ヌガー、アイスなどでも使用されることがありますので、マカデミアナッツにアレルギーのある方は、喫食前に確認ください。
・ミックスナッツ
・ナッツバー
・チョコレート
・クッキー、タルトなどの焼菓子
・ヌガー
・一部の米菓
・一部のミューズリー
・一部のキャラメル
・一部のアイス
・マカデミアナッツオイル

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