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2019年1月に「使用上の注意」が改訂された薬剤の中で

2019.01.24

投稿者
クミタス

2019年1月に「使用上の注意」が改訂された薬剤の中で、アレルギー反応に関する追加記載がなされた薬剤の情報を掲載します。

ビオプテン顆粒2.5%、10%(サプロプテリン塩酸塩)

効能効果:ジヒドロビオプテリン合成酵素欠損、ジヒドロプテリジン還元酵素欠損に基づく高フェニルアラニン血症(異型高フェニルアラニン血症)における血清フェニルアラニン値の低下
テトラヒドロビオプテリン反応性フェニルアラニン水酸化酵素欠損に基づく高フェニルアラニン血症(テトラヒドロビオプテリン反応性高フェニルアラニン血症)における血清フェニルアラニン値の低下

追加:アレルギー反応、発疹

国内での報告はありませんが、海外のKuvan®(本剤と同一成分)の自発報告において、薬剤の関与が疑われるアレルギー反応、発疹、消化不良、胃炎、食道炎、食道痛、口腔咽頭痛、咽頭炎が集積し、CDS(Core Data Sheet:中核データシート。各国の添付文書を作成する際に基準となる製品情報文書)に追記されているため、国内の「使用上の注意」にも追記、とのこと。

今後も「使用上の注意」にて、アレルギー反応に関する追加記載がなされた薬剤情報を追記していきたいと思います。

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