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月桂樹(ローリエ、ローレル)による反応

2024.03.24

投稿者
クミタス

クスノキ科ゲッケイジュ属の月桂樹の乾燥した葉(ローレル、ベイリーブス、ローリエ)は香辛料として料理などに、また葉から得られた精油、果実から得られる油が含まれた石鹸などの製品も存在しています。
 
月桂樹(ローリエ、ローレル、Laurus nobilis L.)による過去反応例としては以下なども見られています。
・ガーデニング後に広範な湿疹などを生じており、パッチテストで最も強い反応があったのは月桂樹油であった。食事で月桂樹の葉を使用するのをやめたところ、皮膚炎は生じなくなり、キク科の園芸植物から感作され、月桂樹を使用した料理の摂取により全身性の皮膚症状が誘発された可能性が考えられた
・オリーブオイルと月桂樹オイルの混合物を使用したマッサージ後にアレルギー性接触皮膚炎を生じたケース(パッチテストでは、月桂樹オイルに対して (+++) の反応が、オリーブ油と月桂樹油の混合物に対しては (++) の反応が示された)
また、今後も月桂樹の葉(ローレル、ベイリーブス、ローリエ)による反応例、アレルゲンなどについても追記したいと思います。

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