牛乳アレルギーにおいては、経口免疫療法により摂取量増量となる場合もありますが、経口免疫療法の施行中に副反応をなどの症状が出現することもあり、抗IgE抗体療法(オマリズマブ(ゾレア))を併用することで重篤な症状を軽減、抑制し得る面もあります。
ダニアレルギーを併発している食物アレルギーの方は少なくありませんが、ダニ舌下免疫療法をおこなって以降、アレルゲンの食物の摂取量が増えた報告も見られています。
幼少時期からアトピー性皮膚炎、卵、乳の食物アレルギーがあり、2歳時にチーズでアナフィラキシーを起こしたことがある。4歳時の受診時にはバター9gのみ摂取可能であったが、牛乳負荷を2mlから開始、以降1か月ごとに増量、牛乳25mlで陽性であった。ダニRASTはクラス6であり、通年性アレルギー性鼻炎を合併していたためダニ舌下免疫療法を開始。半年後にアイスクリームを127ml誤食したが問題なく、その後急速に増量可能となり、牛乳150mlに到達できた(出典・参照:ダニ舌下免疫療法により牛乳摂取量が増加した可能性のある牛乳アレルギーの1例)
ダニ舌下免疫療法による副反応が生じることもありますが、免疫療法によりアレルゲン特異的 Th2 型免疫応答の緩和、Th1 型免疫応答の誘導、制御性T細胞の誘導、阻害抗体としてのアレルゲン特異的 IgG4 抗体の産生などにより免疫学的変化の発現が期待でき、また制御性B細胞が誘導されるとも考えられています。
ダニ舌下免疫療法によりエビアレルギーの症状が軽減した例
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3575
も見られていますが、併発しているアレルギー疾患の治療・対策により、食物アレルギーの症状が軽減したり、摂取可能量が増量する可能性もあります。
ダニ舌下免疫療法の状況を含め、また新たに掲載したいと思います。
皮膚に炎症があると食物アレルギーの症状が増悪する可能性
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2611
創健社 純和風だし 48g(6g×8袋)
23kcal/1袋6gあたり
20134
あふ
サンプルでいただき早速焼…