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金属を含むマスク着用下でのMRI検査における注意喚起

2020.12.25

投稿者
クミタス

新型コロナウイルス感染症感染拡大の中での検査時に、マスクを着用して臨む方もいらっしゃるかと思いますが、金属が含まれているマスクを着用してMRI 検査を受ける方での「やけど」のおそれに関しての注意喚起がなされています。マスクに含まれる金属については、鼻部分の針金(ワイヤ)、ノーズクリップなど以外にも、抗菌コーティングに金属(銀、銅など)が含まれているものもありますが、MRI 検査中に熱くなる可能性があります。

米国食品医薬品局(FDA)では、MRI 検査を受ける際には、金属部分の入ったフェースマスク、例えば、鼻部分のワイ ヤや留め金、ナノパーティクル、金属含有と考えられる抗菌コーティングなどのある マスクは着用しないこと、マスクに金属が入っているかどうか分からない場合は、着用するマスクに金属が含まれていないことの確認を MRI 検査担当者に依頼することを勧告しています。
銅繊維、銅箔入りマスク、銅イオンまたは銀イオンを含む繊維を織り込んだマスクなどもありますが、MRI検査時には金属を含むマスクの着用は避け、金属含有か不明な場合はその旨を伝えられるのが望ましいでしょう。

FDA の MRI でのマスク使用についての安全性情報
https://www.pmda.go.jp/files/000238273.pdf

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