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花粉接触皮膚炎

2021.01.10

投稿者
クミタス

花粉が皮膚に接触することが原因と考えられる皮膚症状が出現することがあります。
スギ花粉、またブタクサ花粉、ヨモギ花粉などが原因の皮膚炎の例がありますが、飛散する花粉抗原が皮膚に接触することで経皮感作し発症する空気伝搬性接触皮膚炎の1つと考えられています。
スギ花粉接触皮膚炎は1月ごろから症状を自覚する方もいらっしゃるところで、眼の周囲、鼻孔周囲、外耳道出口付近のかゆみ、紅斑が生じるなどの症状が見られています。

アトピー性皮膚炎が基礎疾患としてあり花粉が増悪因子となる場合もあり、また化粧品中の物質などが原因の刺激性接触皮膚炎など他の皮膚炎と併発する場合もあります。対策としては外気に触れた顔や手をはじめとした露出部の皮膚や毛髪は洗い流し、スキンケアをおこなうなどが挙げられます。
花粉、花粉対策に関する記事は以下などもご参照ください。
眼のかゆみ~涙液に花粉が付着すると
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1951

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