含有のヒスタミンによる食中毒、寄生するアニサキスによる食中毒やアレルギー以外に、イワシを摂食してアレルギー症状などが出現することがあります。
今までに報告されているイワシのアレルゲン
・Sar sa 1 パルブアルブミン
症状出現した方の例
・62歳男性で過去に3回サンマ、カツオ、イワシにてアレルギー症状を起こしたことがある方の例
・55歳男性。カタクチイワシを食べて1時間後から腹痛、下痢、嘔吐が出現。血圧 109/66、腸雑音亢進、心窩部に圧痛、全身に蕁麻疹が出現した方の例
・60歳男性。宴会で生鰯のつみれを摂取後に出現した頻回の嘔吐を主訴に救急車で搬送された。胃内視鏡検査では幽門輪に限局する全周性浮腫状粘膜、びらんも認め、血液検査では好酸球増多を認めず、IgEは初回460IU/ml、1週間後910IU/mlと上昇していた。生検所見は上皮内に好酸球浸潤を認め、間質にも好酸球が目立つ浮腫性粘膜であり、IgE免疫染色では好酸球とリンパ球に発現がみられた。
また、いりこ製造に従事する方において、いわし粉塵に感作し職業性喘息を発症する場合もあります。
今後もイワシのアレルゲン、非IgE依存性の症状出現含め、アップデートしていきたいと思います。
魚類による食物蛋白誘発胃腸炎
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4003
参照:Janine E Beale 1, Mohamed F Jeebhay, Andreas L Lopata Characterisation of purified parvalbumin from five fish species and nucleotide sequencing of this major allergen from Pacific pilchard, Sardinops sagax
ケンミン ビーフン 150g
345kcal/100g
33556
ayarlock
100gを麻婆ビーフンに…