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イラクサによる皮膚炎

2022.06.25

投稿者
クミタス

イラクサは蕁麻(じんま)とも称され、蕁麻疹(じんましん)の名の由来となっていると言われていますが、イラクサ、ミヤマイラクサなどのイラクサ科植物の茎や葉には、細い針のような刺毛が密生しており、触れると赤く腫れたり、痛みを感じたり、痒くなったり蕁麻疹を生じることがあります。
これは刺毛から分泌されるヒスタミン、アセチルコリン、セロトニンが主な原因物質となり(乾燥すると無刺激のアネモニンに変わるとみられています)、化学的刺激による刺激性接触皮膚炎をおこすと考えられています。

植物による刺激性接触皮膚炎においては、シュウ酸カルシウム(針状結晶)が原因物質となる場合があり、以下でも掲載しております。こちらもよろしければご参照ください。
アロエによる反応
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4204
マムシグサの実による症状出現
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4405

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