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カナムグラ花粉の特徴

2022.07.21

投稿者
クミタス

カナムグラ(Japanese hop)はアサ科の植物で、8月~11月ごろに花粉が飛散し、花粉症の症状を引き起こすことがあります。ビールの苦味、香り、泡もちに重要な役割をもつホップもアサ科であり、雌花序はホップの雌花序に似ています。カナムグラは道端や乾燥した荒れ地などに茂っており、タテハチョウ科の蝶であるキタテハの幼虫は、カナムグラの葉を食べることが多く、カナムグラの生えている場所で、キタテハが飛び交っているのを見ることがあります。
カナムグラ花粉と飛散時期の近いヨモギ花粉とは直径の大きさが近く、同じく飛散時期の近いブタクサ花粉よりも比較的大きく、またスギ花粉、ヒノキ花粉、カモガヤ花粉よりも比較的小さい傾向です。

現在までに考えられているカナムグラのアレルゲンとしては、以下が挙げられます。
・Hum j 1
10kDa
・Hum j 6
10-15kDa
アレルゲンの特徴、交差反応性についても今後アップデートしていきたいと思います。

ヨモギ花粉とアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3507
夏の終わりから飛散が増えるブタクサ花粉とアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/885

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