
ウズラ卵にアレルギー症状が出現する場合があり、ウズラ卵にアレルギー反応を示す方においては、鶏卵にもアレルギー反応を示すこともあります。
ウズラ うずらの卵による反応
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2157
ウズラ卵と食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4575
鶏卵とウズラ卵間の交差抗原性についての報告を掲載します。
鶏卵、ウズラ卵からオボアルブミン、オボムコイドを精製した。交差抗原性は鶏卵アレルギー患者血清 (n=8) を用いた阻害 ELISA にて解析した。鶏卵のオボアルブミン又はオボムコイドの感作マウスに生の鶏卵、生ウズラ卵、ゆでウズラ卵を経口投与し、アレルギー症状を評価した。
阻害 ELISA の最大阻害率は、鶏卵オボアルブミン固相では、鶏卵オボアルブミンで 99.3± 0.7%、ウズラ卵オボアルブミンで 75.0±8.7% であったが、鶏卵オボムコイド固相では鶏卵オボムコイドで 97.7± 0.8%、ウズラ卵オボムコイドで 27.2±10.2% と顕著な差を認めた。ウズラ卵オボアルブミン及びオボムコイド固相では、ともに鶏卵、ウズラ卵の両者で70%以上の阻害率があり差は認めなかった。鶏卵オボアルブミン感作マウスにおいて、生ウズラ卵投与で直腸温は低下したが、ゆでウズラ卵では軽減された。
鶏卵オボムコイド感作マウスでは、生ウズラ卵および、ゆでウズラ卵を投与しても直腸温は変化しなかった(出典・参照:富岡敏彦 内藤宙大 松井照明 伊藤浩明 和泉秀彦 名古屋学芸大学大学院栄養科学研究科 あいち小児保健医療総合センターアレルギー科 鶏卵とウズラ卵間のオボアルブミン及びオボムコイドの交差抗原性)。
上記報告では、鶏卵とウズラ卵間でオボアルブミンでは交差抗原性を示し、ウズラ卵オボアルブミンも凝集すると誘発症状が軽減する、と示唆していますが、他の報告も掲載したいと思います。
カレーの王子さま 顆粒 アレルギー特定原材料等28品目不使用 60g
28kcal/1皿分(ルウ7.5g)あたり
20272
kei-k
小さな子供でも辛くなく食…