アーティチョーク（チョウセンアザミ）はごぼう、ヨモギ、ブタクサ、春菊、レタス（サニーレタスなども）、サラダナ、サンチュ、ベビーリーフ、カモミール、タラゴン、フキ、チコリ、ヤーコン、コスモス、ステビア、トレビスなどと同様にキク科に分類されています。総苞片の基部と花托を食用とするアーティチョークはオイル漬け製品などが流通しており、またピザやマリネ、サラダに使用されていることがあり、外食での摂食機会もあります。


キク科植物によるアレルギー、反応については
ヤーコンによるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4117
ゴボウによるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3115
菊接触皮膚炎
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2409
ヨモギ花粉とアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3507
なども掲載しておりますが、

アーティチョークによる反応としては、以下などの報告があります。
・職業性接触皮膚炎
・即時型食物アレルギー
（口腔症状〜全身症状あり。生、加熱調理済みともに皮膚プリックテストで陽性反応を示した例など）
症状出現した方においては、いくつかのキク科植物花粉アレルゲンに対して陽性反応を示したとの示唆も見られています。
国内での報告やアレルゲンの特徴についても、今後アップデートしていきたいと思います。