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エゴマによるアレルギー

2023.10.24

投稿者
クミタス

エゴマはシソ、ミント、バジル、オレガノ、ラベンダー、ローズマリー、タイム、セージ、マジョラム、レモンバーム、チョロギと同様シソ科に分類されます。
ミントによる反応①
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4708 
バジルによる反応例
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4706 
オレガノによるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4637 
 
エゴマはエゴマ油、ドレッシング、育児用粉ミルク、茶飲料、韓国料理、韓国海苔、ふりかけ、一部のツナ缶、一部の麺、一部のキャンディやグミ、一部のせんべい、一部のクッキー、グラノーラ、シリアルバーや、サプリメントなどで使用されていることがあります。
国内でのエゴマによるアレルギー報告がありましたので、掲載したいと思います。
  
クルミ、カシューナッツ、アーモンド、ソバ、ゴマアレルギーで通院している6歳男児。クルミ、カシューナッツでアナフィラキシー歴があり、エピペンを処方されている。
11月に学校で初めてほうれん草のエゴマ和えを摂取し咽頭痛、まぶたの腫れが出現した。その後全身に紅斑が広がり、携帯していたエピペンを筋注し、救急搬送された。
到着後も全身発赤と消化器症状が持続したためアドレナリン筋注を追加して一泊入院した。外来にてエゴマパウダーの皮膚プリックテストで陽性となったためエゴマアレルギーによるアナフィラキシーと診断された(出典・参照:竹田悠佳 佐久間弘子 増山郁 嶋恵理子 高野峻也 根本浩太 鈴木奈緒子 星総合病院 福島県総合医療センター 学校給食で初めてエゴマを摂取しアナフィラキシーを起こした1例)。

他のシソ科植物による症状出現例については以下もよろしければご覧ください。 
ローズマリーによる反応例
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4621
ラベンダーによる反応
アロマオイルの原液使用におけるアレルギー性接触皮膚炎の例
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3140
タイムによる反応例
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4711 

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