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2015.10.22
Canadian Medical Associationが関与する隔週発行の一般医学雑誌CMAJ(Canadian Medical Association Journal)に掲載の10月19日付のレビューでは、親御さんから子供のアレルギーを予防するにはどうしたらよいかを尋ねられた際の現段階のアドバイスとして、以下を挙げています。
・アレルゲンとなりうる食品は生後4~6カ月で導入する
・いったん摂取をしたら、その食品は定期的に食べさせる
アメリカ、カナダで最も一般的なアレルゲンは、卵、乳、小麦、大豆、ピーナッツ、ツリーナッツ、魚、甲殻類、ゴマになります(そばは含まれません)。
また、American Academy of Allergy, Asthma and Immunology は、新しい食品を導入する際には以下をアドバイスしています。
1.3~5日毎に新しい食品を導入する
2.穀物、緑黄色野菜果物から始める
3.アレルゲンになる可能性のある食品(たとえば牛乳、大豆、卵)の1つから少量づつ導入する
4.アレルゲンとなる可能性の高い食品は(保育園ではなく)自宅で導入する
5.摂取する食品の量は数日かけて増やす
New review: What to do to prevent food allergies in infants 19-Oct-2015
あくまでカナダ、アメリカでの現段階での1つの見解ですが、回避するのではなく早期から導入していくことの重要性が言われております。発育状態に応じ安全を期すうえでは卵、乳、落花生などの開始時において医療機関に相談したり、どのくらいの量で進めていくかも明示されると尚望ましいかと思いますが、他レビューがあれば改めて他国の見解もご紹介します。
参考:英文での紹介文
https://www.sciencedaily.com/releases/2015/10/151019130753.htm
https://www.cbc.ca/news/health/food-allergy-babies-1.3277970
純露 袋 120g
395kcal/100gあたり
11089
kei
子供ののどの乾燥予防には…