アマランサス、キヌアは高栄養の雑穀で、ご存知の方も多いと思いますが、キヌアと同じヒユ科アカザ亜科の雑穀でペルー、アンデスで栽培されてきた穀物にカニワがあります。
カニワはアマランサス、キヌアと同様に高タンパクで、カニワの種子はキヌアよりも小さく、褐色になります。
カニワは粒の小ささから粉末にして飲料に溶いて飲んだり、パン様の焼き物にも使用できます。

ヒユ科ヒユ属のアマランサスはキヌアに比べてカルシウム、鉄分を多く含みます。カニワのカルシウム含有量はキヌアとアマランサスの中間程、鉄分はキヌアを少し上回ります。

産地によっても、栄養成分の含有量は異なりますが、下処理程度によってえぐみが多く残留している場合があります。調理前に軽く水洗いをして泡立ちがでるかどうか確認をし、泡立ちが出なくなるくらいまで水洗いをすると、えぐみ、苦味成分を落とすことができます。