Author けいこさん
30代になって花粉症になり、41歳で甲殻類アレルギーを発症。えび、かには食材の中でも5本の指に入るほど好きなものだっただけに、ショックでした。
東京で就業中。
食物アレルギーの除去食、代替食はクミタス
アレルギーSTORY
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2015.11.05
アレルギー症状のある方:本人(46歳女性)
アレルゲン:えび、かに
その他家族の状況:私自身は30代で花粉症を発症しましたが、両親、姉妹にはアレルギー症状は一切ありません。
いま私はエビ・カニアレルギーで、エビ・カニが食べられません。食材の中でも、エビ・カニは5本の指に入るほど好きなものだっただけに、食べられなくなるとはショックでした。
そもそも食べることが大好きで、食べる量も人の2倍くらいあったかもしれません。仕事でも食にかかわりがあった時期があります。食物アレルギーについても知識は少しあったのですが、まさか自分が食物アレルギーになるとは、夢にも思いませんでした。
30代のときに花粉症にはなっていました。このときも、もともと田舎育ち(北陸出身です)の私が、今になって花粉症になるなんて、と驚きました。ちなみに、両親や姉妹には一切アレルギーはありません。
エビ・カニアレルギーを発症したのは5年前の41歳のときでした。
魚介類がおいしいという居酒屋で友人たちと食事をしていました。
最初に、お通しとして、網焼きでいただく魚介類(新鮮なエビ1尾、魚の干物2切れ)が出され、あとは、お刺身、サラダ…と、次々と注文した料理がデーブルに並びました。食い意地が張っている私は、パクパクと食べて、飲んでいたのですが…。
食べ始めて小一時間したころ、具合が悪くなってきました。それまでに経験したことのない、妙な感じでした。だんだんお腹もおかしくなってきて、吐き気、腹痛、寒気、息苦しさ、などが加わってきました。
状態は悪化する一方で、とりあえず急ぎタクシーで帰りました。
全身、じんましんが出て、手がグローブのように腫れ上がり…「これがアナフィラキシーなんだろうか」とぼんやり思っているうちに、症状は収まってきました。
救急病院に連絡してみましたが、後日、アレルギー検査を、とのこと。
翌日改めて行った病院での検査結果では、「エビ・カニアレルギー」でした。
「特にエビは、だしにもよく使われているから、気をつけてね」と注意を受け、それから、エビ・カニを避ける生活が始まりました。
それまでに、エビ・カニを食べた際に、もしかしたら何か症状が出ていたのかもしれませんが、いきなり症状が出たような印象でした。エビ・カニは好きな食材でしたので、外食時にメニューにあれば食べていましたが、特別に多く食べていた記憶はないように思います。仕事で忙しい日々だったことが、もしかしたらそれまでに出ていたかもしれないちょっとした違和感に気が付かなかったのかもしれません。
エビは、いろいろな食品・料理に使われています。キムチやXO醤にも入っています。タイ料理は、エビを使っているものが多く、スペイン料理のパエリアもたいていだしにエビが使われています。スナック菓子にも。あらゆる食品の原材料を意識するようになりました。
今は、加工品を買うときは、とにかく表示を見て、甲殻類を避けるようにしています。ちょっと大変なのは飲食店で、「どうかな」と思ったら、お店の方に確認しています。だしなど、意外と入っているものが多いので、「念のため確認してよかった」ということはよくあります。パエリアには90%の確率で入っていますね。
宴会のメニューなど、決まったコース料理の際、自分でお店に予約をする場合は、アレルギーについての相談ができますが、他の方が予約されるときには、自分のアレルギーについて伝え忘れてしまうときもあります。
自分がアレルギーになって初めて、世の中にはアレルギーに限らずいろいろなことを抱えている人がいる、ということを強く認識するようになりました。
それにしても、エビ・カニが食べたいなあと思います(笑)。好きな食材でそのおいしさを知っているだけに、また食べたいと思う気持ちは強いのです。食物アレルギーを改善する方法ができますように!
キッコーマン いつでも新鮮 えんどうまめしょうゆ 200ml
12kcaL/15ml
10316
みっそん
少しあっさり目な印象でし…