Author sanaさん
28歳でぜんそくを発症。ラテックスに対しての接触性皮膚炎の自覚はありましたが、化学物質過敏症が発覚し、様々な薬が禁忌に。自覚がないまま、小麦やバラ科の食品に食物アレルギーの症状が出るようになり、何度かアナフィラキシー症状も経験。離婚、転勤、震災、出産などがファクターになっていたか、現在はアレルギーマーチのなかで、子供が今後発症するのではないかと心配。
食物アレルギーの除去食、代替食はクミタス
アレルギーSTORY
2014.09.22
もともと幼少時より中等度のアトピーがあり、皮膚科通いでステロイドが手離せませんでした。
トマトでかぶれたことはありましたが、特に食物アレルギーはなかったと思います。
成人してから28歳の時に離婚のストレスから成人喘息を発症。
調剤薬局に勤めていましたので、粉砕した際の舞い上がった薬剤を吸い込んでいたり、化学物質に触れる機会が多くありました。
喘息を発症したあたりから、やたらと薬剤に対して過敏反応を示し、抗アレルギー剤で尿閉に始まり、ホクナリンテープでひどい動悸など、通常では全く問題がない量や薬でも効きすぎ、過敏反応を起こし始めました。
喘息治療薬のシングレアで出血が止まらなくなり、メーカーより中止指示が出たことを期にアレルギー検査を実施。
薬に関しては化学物質過敏症であることがわかりました。そして禁忌とされる薬がどんどん増えていくようになりました。
食物アレルギーに関しては、人生初めての検査でエビが陽性となり除去リストへ。
それまでエビでは一度もアレルギー反応が出たことがなく、むしろ良く好んで食べていました。
その時の主治医より、ほかに思い当たるものは?と聞かれ、思い起こした時に、そういえば、そば茶を飲んだ時にのどの閉塞感、パン(小麦)を摂取した後に、動くと軽い蕁麻疹ができていたという、気にしなければ「何だろう?」ということで見過ごしてしまうサインはあったことに気づきました。
当然、そばは除去、パンは様子を見る(陽性ではなかったので摂取した後激しい運動はしない)ことになりました。
しばらくして、風邪の時に服用したロキソニンでアスピリン喘息を発症。1日2回で効くという市販薬で酩酊状態に。アスピリン喘息を起こしたことで、使える薬がさらに減ります。
この当時、エピペンはまだ保険適応ではなく、主治医からボスミンを処方されました。アンプル入、注射針を組立て使うというものでした。
その後、再婚し第一子妊娠中に喘息が悪化し、一時発作で危険な状態になったのですが、妊娠中であることや、アレルギーがあることで使用可能な薬が無く、なんとか乗り切りました。
出産時は出産時で、促進剤で過強陣痛になり、胎児の心肺が低下して危険値に陥ることさえありましたが、出産することができました。出血は少し多めでした。
産後、仙台へ転勤になり、3.11で被災。
この時に食糧があまりなく、パン食が多かったために、小麦のアレルギーが加速。
のちに判明したのですが、小麦を摂取すると激しい腹痛や下痢(腹痛は陣痛と同等かそれ以上の痛み)を起こしていたのですが、これがアナフィラキシー症状だったということを意識していませんでした。
震災の年に、サクランボでアナフィラキシーを起こす。
体調も悪かったこともあり、たまたまだろうと、その時は手持ちの抗アレルギー剤でやり過ごしたのですが、その後、青森に転勤をしてから、琵琶を一口食べたところ、喉の灼熱感とともにのどの閉塞、嘔吐などのショック症状に近いアナフィラキシーを起こしました。
りんごの試食をした際にも、口腔内、唇がはれ上がり。。。
危機感を持ったため、あらたに遅延フードアレルギーの検査を含め、スクラッチテスト、血液検査を受けました。
スクラッチテストではハウスダスト・イヌ・ネコ・エビ・卵白に陽性。
血液検査ではスギ・小麦・アーモンド・モモ・ビール酵母など、今まで引っかからなかったものが陽性に。
アーモンド・モモはシラカバ・バラ科の植物で、琵琶・サクランボもこれに該当することから、バラ科は特に除去、禁忌となりました。
数値としては小麦もバラ科もレベル2ですが、アナフィラキシーを起こしているので数値が低いから大丈夫ということではない、と指摘されました。
小麦もバラ科植物でもアナフィラキシーを起こしているため、初めてエピペンを処方され、アレルギーマーチを起こしている事、今後、アレルゲンとなる食品は増えていくだろうと告げられました。
スギなどの数値はレベル4でしたが、不思議なことに花粉症の症状は今まで出たことはありませんでした。ただ、ゴム手袋でかぶれることがあり、ラテックスに対しての接触皮膚炎は自覚がありました。
遅延型フードアレルギーの結果は散々たるもので、小麦・卵、などあらゆるもので、高い数値が出ていました。ただ、この遅延型フードアレルギーに関しては賛否あり、症状との関連性など判断が難しいところではあるようです。
子供が診てもらっている小児科の先生がアレルギーに詳しく、横のつながりも広いことから、私の今後の治療においては、大学病院へ紹介状を書いてもらうことになりました。
重度の花粉食物アレルギー症候群(PFS: pollen-food allergy syndrome)であることは間違いなく、他に小麦・エビなどのアレルギーを併発しているとの事です。
さらに事態を難しくしているのが化学物質過敏症で、今後大きな病気をした際に使える薬がどれくらいあるのか?ということ。
現在2人目の妊娠については、妊娠中に私自身のアレルギー反応が高くなることから、今はドクターストップ中です。
これから先、何か病気になった時のことを考えると心配ですが、私自身が大人になってから発症したこと、アレルギー体質であったことを踏まえると、子供へどう遺伝しているか、子供の今後の発症を何より心配しています。
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