1. クミタス記事
  2. クミタス記事詳細

読み物

人気記事

アレルギー表示におけるもも、ネクタリン、すももについて 2018.6.22更新

2015.05.17

投稿者
クミタス

アレルギー表示において


もものアレルギーについては
桃アレルギーについて
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1504
に掲載しておりますが、
食品のアレルギー表示上の「もも」に分類されるのは、8311~8319までとされています。

8311 核果類 もも 砂子早生
8312 核果類 もも 倉方早生
8313 核果類 もも 大久保
8314 核果類 もも 白鳳
8315 核果類 もも 白桃
8316 核果類 もも 缶桃種
8319 核果類 もも その他のもも

「もも」の変種である「ネクタリン」や、「すもも」は、8311~8319には含まれず、
832 ネクタリン
833 すもも
食品のアレルギー表示上では、含有していても、「もも」の表記にはならない食物になります。

消費者庁 別添 アレルゲンを含む食品に関する表示
総務省 日本標準商品分類
https://www.soumu.go.jp/main_content/000294475.pdf


「もも」の名称が付く植物の科、属は以下となっています。

もも:バラ科モモ属の落葉小高木
すもも:バラ科サクラ属の落葉小高木
やまもも:ヤマモモ科ヤマモモ属の常緑樹
こけもも(リンゴンベリー、カウベリー):ツツジ科スノキ属の常緑小低木
ふともも:フトモモ科の常緑高木

また、「もも」の変種であるネクタリンは、「もも」と同じバラ科モモ属になります。
アレルギー表示上は、ネクタリンは「もも」の範囲外にはなりますが、ネクタリンは、「もも」に近く、「もも」にアレルギー症状がある場合、ネクタリンにも症状が出現する可能性が考えられますのでご留意ください。

「すもも」には様々な種類があり、種がついたまま乾燥しても発酵しないプルーンプラム、また大石早生(おおいしわせ)、ソルダム、サンタローザ、ケルシーといった品種があります。「すもも」と同様にバラ科サクラ属の植物の実に、梅、杏があります。

「すもも」においてもアレルギー表示上は「もも」の範囲外ですが、同じバラ科植物ではあるため、「もも」に花粉関連食物アレルギー症候群(PFAS)などアレルギー症状がある場合、ご留意ください。

    {genreName}

      {topics}