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小麦粉はふるったときにどれくらい飛散するか

2016.06.12

投稿者
クミタス


小麦粉をふるいにかけた際に、どのくらいの距離に飛散するかを実験した結果によると、半径4mまでの飛散が確認できたとの報告があります(風速:0.0 m/秒、気温:12.8~17.3 ℃、湿度:20.8%)。

参考・出典:食物アレルギー防止対策の推進について 

揚げ物をする際のオイルの飛散については、3mまでの距離において確認でき、
飛散したオイル量のうち、鍋のまわりに飛び散る量はIHクッキングヒーターで34.4%、コンロの場合は15.6%、
床面に落下した量はIHクッキングヒーターで35.4%、コンロの場合は58.9%、
加熱停止6時間後の空気中に漂う量はIHクッキングヒーターで1.5%、コンロの場合は3.3%、
浮遊するオイルミスト濃度は、火熱開始2時間後で鍋中心から1.5m、床面から高さ1.2m地点にてIHクッキングヒーターで2.88mg/㎡、コンロの場合は3.14mg/㎡、
鍋中心から3.0m、床面から高さ2.1m地点にてIHクッキングヒーターで1.92mg/㎡、コンロの場合は4.29mg/㎡、
加熱停止6時間放置後で鍋中心から1.5m、床面から高さ1.2m地点にてIHクッキングヒーターで1.1mg/㎡、コンロで2mg/㎡、、鍋中心から3.0m、床面から高さ2.1m地点にてIHクッキングヒーターで0.73mg/㎡、コンロで2.73mg/㎡
との報告もあります(2001年発表の研究のため調理器具の特性が変化し、数値は変化している可能性はあります)。

参考・出典:住宅電化厨房の換気に関する研究 オイルミスト発生量に対する検討

小麦粉、オイルミストは3~4m飛散することがあり、飛散後も空中に一定量存在していることを留意の上、微量に反応する小麦アレルギーの方がいるご家庭において、調理に使用する際の参考にしていただければと思います。

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