Author クミタスさん
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読み物
2016.06.08
耳の入り口から鼓膜までの外耳道に炎症をおこしたり、湿疹が出現することがありますが、耳の中が痒かったり、皮膚炎症、湿疹がある場合の要因としては以下等が挙げられます(一部重複する部分があります)。
・刺激、外傷
耳掻把により皮膚剥離を起こしたり、ひっかき傷をつくることでさらに痒くなることがあります。髪の毛が耳に入ったり、イヤホン、耳栓、発汗や洗髪、水泳後の湿潤が刺激となることがあります。
・感染(細菌性・真菌性)
外耳道に外傷や湿疹がある状態で耳の中が長時間湿潤していると、細菌、真菌に感染しやすくなり、感染すると炎症をおこし痛み、痒みをともないます。また中耳炎の耳漏が刺激となり痒みが出ることもあります。
・接触皮膚炎
化粧品(シャンプー、パーマ液、ヘアスプレー、ヘアカラー)、金属(ニッケル、クロムなど)、ホルマリン、パラベン、イヤホンや耳栓の含有物質、衣類素材、含有物質などが刺激となり接触性皮膚炎を起こすことがあります。
・皮脂
痒みの無いことも少なくありませんが、皮脂分泌が原因となり、耳の後、耳介周囲、耳の中に湿疹ができることがあります。
・アレルギー
アレルギー性の接触皮膚炎、金属アレルギー、またアレルギー性鼻炎の症状や食物アレルギーの症状の一環として痒くなる場合があります。アトピー性皮膚炎の症状で痒みや湿疹がみられることもあります。
・副鼻腔炎
副鼻腔炎の症状の一環として痒みを感じることがあります。
・全身疾患(糖尿病、肝疾患、腎疾患)
全身疾患の症状の1つとして痛みや痒みが出現することがあります。
・耳性帯状疱疹
耳におこる帯状疱疹で、ヘルペスウイルスが原因となり耳介や外耳道に痛みがおこり、水疱が出現します。
・pHバランス
洗髪や水泳で外耳道の酸性度が低下することで炎症を起こしやすい環境になります。
・異物
耳の中にダニ、ガ、カ、ユスリカ、小さなゴキブリ、ハエ、アリ、蜂、ムカデなどの昆虫、BB弾やビーズ、耳かきや綿棒、ティッシュの一部がが入り込み刺激の原因となったり炎症を起こす場合や、取り出そうとして耳の中に外傷ができた結果、痒みが起こる場合があります。
・扁桃炎、咽頭炎
アレルギー性鼻炎、花粉症の症状がある方において、耳の中や奥が痒く感じることがあり、耳かきをすることで一時的に痒みがおさまるという方もいらっしゃるかと思います。しかしながら、耳かきを頻繁におこなうことで耳の中に傷ができ、さらに痒みが増したり、炎症をおこす場合もあり、また皮膚の回復に時間を要することにもなるため、アレルゲンの吸入を抑える対策や、全体の症状緩和をできるようにするのが望ましいでしょう。
イヤホンによる炎症
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タイナイ 玄米食パン
262kcal/100g
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モニターでいただきました…