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各種あずき加工食品について

2016.10.05

投稿者
クミタス

様々な種類があるあずき加工品。今回はその特徴や違いについてお送りします。

■ゆであずきとつぶあんの違い
糖添加なしタイプより糖添加タイプのゆであずき商品の方が多く、商品によってはつぶあんとの違いがあまり見られないものもありますが、ゆであずきはあずきを砂糖を使用しないでゆでたもの、または砂糖と一緒にゆでたもので、加糖ゆであずきをそのまま、無糖ゆであずきに砂糖を加えて煮詰めるとつぶあんになります。

■つぶあん、つぶしあんと小倉あんの違い
つぶあん:あずきの粒をつぶさないように炊き上げたもの。
つぶしあん:形を少し残した状態につぶして皮を取り除かないもの。
小倉あん:こしあんに大納言など大粒のあずきの蜜漬けや粒あんを混ぜ合わせたもの。またはつぶあんを指します。

■こしあんとさらしあんの違い
こしあん:やわらかく煮たあずきを裏ごしして皮を取り除き練り上げたもの。
さらしあん:主に糖を加える前のこしあん(生餡)に水を加え上澄み液を捨て、濁りがない状態まで繰り返し粉末にしたもの。
お湯に溶かしペースト状のあんにしたり、羊羹づくりやクッキー、ケーキ、パン作りにも活かせます。

■しることぜんざいの違い
関東、関西で違いがあり、ほかの違いや諸論ありますが、主に関東では汁の有無で、関西ではしることぜんざいとも汁ありで粒の有無で分かれる違いがあります。
関東
しるこ:つぶあん、つぶしあん、こしあんを溶かし汁気があり、白玉などが入ったもの。ぜんざい:汁気のないつぶしあん、練りあんを餅や栗にかけたもの。
関西(両方に汁気有り)
しるこ:こしあんを溶かし白玉などが入ったもの 
ぜんざい:つぶあんを溶かし白玉などが入ったもの
汁気の無いつぶあんや多めのあずきを白玉などにかけた関東のぜんざいに相当するものは亀山と呼ばれます。

■ヤンノーとは?
小豆を焙煎して皮も粉末にしたもの。
お湯に溶かしてコーヒーのようにして飲用したり、砂糖を加えペースト状にすることもできます。

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