Author クミタスさん
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2021.08.10
水筒のフタ部分にカビが発生することがあり、以下などのカビが検出されることがあります。
水筒のフタ部分から検出されたカビの種類(例)
・アオカビ
・フォーマ
(浴室でも使用されているシリコン樹脂などに入り込みやすいカビ)
・パエシロミセス
・コクショクコウボ
・クロカビ
・コウジカビ
カビ数は氷の有無によって違いは見られなかったが、水筒の内容物が麦茶、ほうじ茶、緑茶のなかでは、緑茶でのカビ数が比較的少なかった結果も見られています。
カビの発生程度は、水筒の形状が影響する面もあり、凹凸の溝が多いと発生しやすかったり、洗浄がしにくい傾向があります。菌糸は透明なものも多いですが、アオカビが作り出す物質の中には病原性を有するものが存在する場合があります。アオカビ(Penicillium notatum)に対して、5パーセント濃度のエチルアルコールに48時間接触させると生育を阻害し得る、またエチルアルコールを栄養源とする酢酸菌やその他の微生物により消費されてしまう恐れがありますが、エチルアルコール濃度を70%に保ち(蒸発を防ぎ)長時間接触させることで殺菌し得るとも見られています。
ほかにも折り畳み傘の柄の部分もカビが発生することがありますが、好湿性のカビ発生予防においては、濡れやすいものは乾燥させながら使用できるようにすることも対策となり得ます。
出典:参照:水筒に見られるカビの現状
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