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読み物

食にまつわる言葉(一例)

2017.03.16

投稿者
クミタス

アレルギーチェッカーで投稿頂いた商品の中で、商品パッケージに、豆知識情報として「ごまかす」の言葉の由来についての記載がありました。語源には諸説あるものがありますが、今回は食にまつわる言葉からご紹介します。

お茶の子さいさい
「お茶の子」は、お茶と一緒に出されるお茶菓子(お茶うけ)のことで、食事とは違い軽く食べ終えられることから、たやすくできることのたとえ。

お茶を濁す
茶の湯の作法を知らない者が、抹茶をそれらしくかき混ぜて濁らせ、抹茶に見えるようにしたことから、一時しのぎにその場を取り繕うこと

登竜門
中国の黄河にある竜門は急流の難所であり、この難所を昇りきった魚(鯉)がいれば、竜になるであろうと言い伝えられたことから、困難に対する関門を意味します

かまとと
かまは蒲鉾、ととは魚の意で、「かまぼこは魚から作られているのか」とたずねたことから、よく知っているのに知らないふりをするさま

とどのつまり
ハク、オボコ、スバシリ、イナ、ボラ(地域によりオボコ、イナッコ、スバシリ、イナ、ボラや、コツブラ、ツボ、ミョウゲチ、ボラ、イキナゴ、コボラ、イナ、ボラ、オオボラなどの呼称もあります)と成長に伴い名前が変わる魚のボラが、最終的な成長段階まで育った状態をトド、といい、とどのつまりとは終局のことを意味します

魚の呼称についてはこちらでも掲載しています。
同じ魚で異なる呼称の魚(更新中)
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1719

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