アレルギー性接触皮膚炎、刺激性接触皮膚炎の原因となることがある家庭用品として以下などで報告があります。

家庭用手袋（天然ゴム、合成ゴム）、家庭用手袋（非ゴム）、ネックレス、ピアス、アクセサリー（非金属）、ベルト、眼鏡、美容機器、ウェットスーツ、イヤホン用イヤーピース、腕時計、歩数計、ゴルフグリップ、ゴルフ手袋、ダイエット器具、マスク、サンダル、冷却ジェルシート、エクステ用接着剤、ビューラー、食器用洗剤、除菌剤（手指）、下着、楽器、携帯ストラップ首掛けなど
 
合成ゴム製手袋とアレルギー性接触皮膚炎
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4175
 
時間を経て症状出現するケース～手術を機としたアナフィラキシー～ラテックス、ゴム
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3873　
 
ゴム製品中の物質による接触皮膚炎、アレルギー反応
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3041　
 
ピアスによる金属アレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4396　
 
メガネを使用していて皮膚炎を生じた場合
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3245　
 
ウェットスーツ（非金属製品）
40歳代男性。アレルギー性接触皮膚炎と診断された。体幹、上肢に皮疹が生じ、使用 を中止し、加療に 30 日以上要した。異なる３種類のウェットスーツでアレルギー性接触皮膚炎を起こした。
 
イヤホンによる炎症
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4455　
 
接着剤による反応
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4594　
 
眼の周囲の皮膚炎
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4022
 
楽器とアレルギー～ヴァイオリンの例
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3973　
 
 原因物質と異なる素材や製品を使用することで症状が出現しなくなる場合もあります。製品使用下で繰り返し症状出現する場合は、受診の上、原因物質の特定についても相談できると良いかもしれません。
 
2022年度 家庭用品に係る健康被害の年次とりまとめ報告 令和５年12月厚生労働省医薬局 医薬品審査管理課化学物質安全対策室