Author クミタスさん
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2020.02.13
ハムスター、マウス、ラット、モルモット抗原によりアレルギー症状が出現する場合がありますが、
ハムスターによるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3467
研究にてマウス、ラット、モルモットと接触する方において、アレルギー性疾患の既往歴のある方で73%、既往歴のない方で10%のアレルギー発症リスクがあるとのアメリカでの示唆もあります。
被毛・皮垢、唾液、尿がアレルゲンとなりますが、国内の大学にて以下動物と接触のある学生・職員における、特異的IgE陽性者の割合として以下の報告もあります。
マウス 14.1%(62人/141人)
ラット 17.9%(50人/279人)
ハムスター 18.8%(6人/32人)
モルモット 17.4%(4人/23人)
マウス接触者のうち、ほぼ毎日(週5回)、週に3回、週に1回、月に1回、月に1回未満といった接触頻度の違いと、特異的IgE抗体価との間には相関はみられなかったものの、マウスと接触して1年未満の方の特異的IgE抗体陽性率は5.4%、4年以上の方は22.2%、ほかにも従事前の陽性率は4.1%、2年後には13.3%との報告もあり、経時的に感作率が上がる傾向が考えられます。
呼吸器、皮膚経由での抗原暴露により、アレルギー症状としては、発疹、鼻閉、くしゃみ、目のかゆみ、咳、喘鳴、呼吸困難、血圧低下、意識障害などが挙げられ、指を咬まれていたうちは症状出現がなかったが、咬まれた部位にマウスの尿が付着し、まもなくその部位の発赤、膨張、発熱を認め、20分後には咳、その後に呼吸困難感、その10分後に全身の皮疹を認めた例も見られます。
動物によるアレルギー、また動物におけるアレルギーについてまた掲載していきたいと思います。
出典・参照:米国実験動物資源協会著 実験動物の管理と使用に関する労働安全衛生指針
北海道大学における動物実験実施者等の実験動物への感作状況
Allergy to laboratory animals: a follow up study of its incidence and of the influence of atopy and pre-existing sensitisation on its development.
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