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アドレナリンの共有~アメリカの学校

2019.10.19

投稿者
クミタス

アメリカでは、2013年に「School Access to Emergency Epinephrine Act」が可決され、多くの州で採択されています。
https://www.aaaai.org/about-aaaai/advocacy/emergency-epinephrine-act
そのうちの1つテキサス州では、学校でアドレナリン(エピペンなど)を保管でき、処方されている児以外でアナフィラキシーを起こし、アドレナリン(エピネフリン)投与が必要な際は投与することが可能でもあります。
https://statutes.capitol.texas.gov/Docs/ED/htm/ED.38.htm#38.201
MAINTENANCE AND ADMINISTRATION OF EPINEPHRINE AUTO-INJECTORS AND ASTHMA MEDICINE
日本でも初発のアレルギー、アナフィラキシー発症が学校で起こることがありますが、テキサス州オースティンでの2015年から2017年にかけての学校でのアドレナリン(エピネフリン)使用実態調査を行ったところ、31例での使用があり、うち68%が共用のエピネフリンの使用であった。21%はアレルギー歴のない生徒、45%はアレルギー既往があるものの個人用のエピペン携帯がない生徒であり、50%近くは食物が原因であったことを報告しています。

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