魚によるアレルギーにおいては、パルブアルブミン(PA)、コラーゲンなどがアレルゲンと考えられています。魚由来コラーゲンペプチド含有ドリンク剤の摂取により、アレルギー症状が出現した例については、以下に掲載しておりますが、
魚コラーゲン、コラーゲンペプチドと食物依存性運動誘発アナフィラキシー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3385
魚アレルゲンと検査結果に関する報告も追記したいと思います。
魚アレルギー7例について病歴,原因食物,臨床症状、血清特異的IgE(CAP-FEIA)、皮膚プリックテストの結果をまとめ、ELISA法による抗原検索の結果と比較したところ、生または加熱した魚の一方にしか摂取によるアレルギー症状が出現しなかった2例においては、皮膚プリックテストでも生または加熱の一方にしか陽性を示さず、臨床症状と合致していた。またELISAでコラーゲンにアレルギーがあると考えられる患者さんでは食物依存性運動誘発性アナフィラキシーの方が多いこと、魚加工品や魚コラーゲンペプチドにも反応する症例が多いこともわかった(出典・参照:横山大輔 足立厚子 梅村薫 原田朋佳 竹内千尋 今村忍 一角直行 小林征洋 兵庫県立加古川医療センター皮膚科 いまむら皮膚科 いっかく皮膚科 東京海洋大学食品生産科学部門 魚アレルギーの7例における臨床的特徴およびアレルゲンコンポーネントについての検討)。
上記では生と加熱した魚の両方での皮膚プリックテスト施行の重要性も示唆しています。
魚コラーゲンペプチドはアミノコラーゲンドリンク以外にも、一部のゼリーや飲むヨーグルト、ヨーグルト、プロテイン飲料、カレー、ビビン麺など、また化粧品で使用されている商品が流通している場合があります。
今後も魚アレルゲンの特徴について掲載していきたいと思います。
グミ摂食後の症状出現
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4386
ペッツ PEZ 詰め替え
13401
はるまま
子供が好きでよく食べてい…