ウコンにより即時型アレルギーを発症することもありますが
ウコンによる反応
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2616
ターメリック（秋ウコン）による食物依存性運動誘発アナフィラキシー（FDEIA）が疑われ、運動誘発負荷試験が施行されたケースについて掲載します。
 
15歳男子。運動に関連したアナフィラキシーの既往があり、アレルゲンとして小麦、カレー、キムチ、ミカンなどが疑われていた。前年に小麦の運動誘発負荷試験を施行したが陰性であり、今回ターメリックライスを用いた運動誘発負荷試験の施行目的に入院した。ターメリック2gを含むターメリックライス摂取後のトレッドミル負荷で自制内の腹痛を認めたが、30分程度で自然軽快した。皮膚症状や呼吸器症状は認めず、判定は保留とした。また、同日施行した皮膚プリックテストではクルクミンや、市販のウコン含有飲料で陽性となった。退院後は、運動前後のターメリックの除去が指導された（出典・参照：大島華倫，稲毛英介，鳥海 俊，田中裕子，山田啓迪，鈴木光幸， 東海林宏道，大塚宜一 順天堂大学小児科 ターメリックによる FDEIA を疑い，運動誘発 食物経口負荷試験を施行した一例）。

ウコン含有製品による反応例については以下もご覧ください。
ウコン含有製品による反応
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4225