サクラソウ類植物において、葉の表裏、茎、花、萼の腺毛にプリミンが含まれる場合、接触して皮膚炎を生じることがあります。
プリミンフリーのタイプも見られていますが、プリミンを含むプリムラ・オブコニカ（トキワザクラ）による皮膚炎の報告は以前からなされており、他にプリムラ・マラコイデス（オトメザクラ）、プリムラ・シネンシス（ガンザクラまたはチュウカザクラ）でも生じることがあります。
 

ウルシ科のツタウルシ、ヤマウルシ、ハゼノキ、ヤマハゼ、ヌルデに接触して接触性皮膚炎を起こすことがあり、
ハゼノキ、ヤマハゼによる接触性皮膚炎
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3961

イラクサ、ミヤマイラクサなどのイラクサ科植物が原因となり皮膚炎を生じることがあります。
イラクサによる皮膚炎
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4444

シュウ酸カルシウム（針状結晶） を含む植物による皮膚炎については以下など、
アロエによる反応
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4204
マムシグサの実による症状出現
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4405

他にも以下もご覧ください。
イチョウ葉エキスと皮膚炎
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4626
ケーナによる接触皮膚炎
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3810
ローズマリーによる反応例
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4621
カシューナッツシェルオイルによる接触性皮膚炎～木材塗料
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4119
シソによる皮膚炎
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4077
花粉接触皮膚炎
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4123