牛以外の乳（山羊乳、めん羊乳、水牛乳等）は、アレルギー表示の「乳」の対象外になりますが、牛乳、羊乳、山羊（ヤギ）乳のタンパク質においては交差反応性を有するタンパク質の存在も示唆されています。

羊乳によるアレルギーについては以下に掲載しておりますが
羊乳加工品によるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3338　

山羊（ヤギ、goat）乳によるアレルギーの例として、4 か月前にヤギミルクを含む皮膚保湿剤を頻繁に塗布していたが、急性の紅斑とかゆみを自覚したため使用を中止。その後、ヤギチーズ入りのサラダを摂食して、蕁麻疹、口腔および上気道の血管浮腫を生じた報告なども見られており、

山羊（ヤギ、goat）乳による反応においては、牛乳にアレルギーのある方、牛乳にアレルギーのない方でのアレルギー、山羊（ヤギ、goat）乳と羊乳によるアレルギー、山羊（ヤギ、goat）乳と羊乳による好酸球性食道炎の報告などが見られています。
山羊（ヤギ、goat）乳のアレルゲンの特徴、他の乳との交差反応性などについて、また追記していきたいと思います。