ヒマワリのアレルゲン

2025.06.20

投稿者: クミタス

ヒマワリによるアレルギーについては以下にも掲載しておりますが、
ヒマワリの種によるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2509　
ヒマワリの種によるアレルギー②
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2634

ヒマワリにおいては、現在までに以下アレルゲンが報告されています。
ヒマワリ（Helianthus annuus (Sunflower)）の主要アレルゲン
・Hel a 1　吸入性アレルゲン　 34 kDa
・Hel a 2　吸入性アレルゲン　 14.7 kDa プロフィリン
・Hel a 3 食物アレルゲン　　9 kDa　非特異的脂質輸送タンパク質1型
・Hel a 6　吸入性アレルゲン　　42 kDa
・Hel a 15 食物アレルゲン　　14 kDa 2Sアルブミン種子貯蔵タンパク質, SESA2-1
・Hel a 16　食物アレルゲン　　15kDa 2Sアルブミン種子貯蔵タンパク質, SESA20-2
・Hel a 17　食物アレルゲン　　10kDa 2Sアルブミン種子貯蔵タンパク質, SFA-8 (SESA3)

ヒマワリはキク科植物で、同じくキク科植物としてブタクサ、シュンギク、レタス、サラダナ、サンチュ、ベビーリーフ、カモミール、タラゴン、ゴボウ、ヨモギ、フキ、ヤーコン、アーティチョーク、フランスギク、コスモス、エンダイブ、カレープラント、ステビア、トレビス、タンポポなども挙げられます。
いままでにヒマワリの種に食物アレルギー症状があり、タンポポ花粉の特異的IgEが陽性であった方もいらっしゃっています。交差反応性などについても追記したいと思います。