アーモンドはバラ科に分類され、カバノキ科のシラカンバ花粉、ハンノキ花粉、オオバヤシャブシ花粉との交差反応性から花粉食物アレルギー症候群(PFAS)の症状を起こすことがある食物の1つでもあり、ほかにカバノキ科のヘーゼルナッツ、ピーナッツ、大豆も同様に挙げられます。
アーモンドアレルギーについて
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2584
アーモンドのアレルゲン
アーモンドのアレルゲンとしては、今までに以下などの報告があります。
・Pru du 1
PR-10, Bet v 1関連タンパク質
シラカンバ花粉の主要アレルゲン Bet v 1 と構造が似た植物タンパク質群(PR‑10ファミリー)で、花粉‐食物アレルギー症候群(PFAS)の原因となるアレルゲン群。
Bet v 1と構造が似ているため交差反応により、シラカンバ花粉症の人がこれら食品を食べると口腔アレルギー症候群を起こす場合があります。
Bet v 1関連タンパク質は多くの果物・野菜・豆類に存在します。
例:Mal d 1(リンゴ)、Gly m 4(大豆・豆乳)、Api g 1(セロリ)、Dau c 1(ニンジン)
・Pru du 3
Non-specific lipid transfer protein type 1 (nsLTP1) 脂質輸送タンパク質
加熱や消化に比較的強いアレルゲンで、全身症状を起こしやすい特徴があります。
・Pru du 4
プロフィリン
加熱や消化に弱いため、生の果物や野菜を摂食して口腔に症状が出現するケースが多い傾向があります(口腔アレルギー症候群)。
18人のアーモンドアレルギー患者のうち8人の血清IgEがアーモンドプロフィリンと反応した。アーモンドプロフィリンは、イネ科花粉プロフィリンと交差反応性があるとの示唆も見られています(出典・参照:Cloning and characterization of profilin (Pru du 4), a cross-reactive almond (Prunus dulcis) allergen)。
・Pru du 5
60s acidic ribosomal prot. P2(P2タンパク質)
・Pru du 6
アマンディン,11Sグロブリン,レグミン様タンパク質
アーモンドの主要アレルゲン
植物種子に広く存在する貯蔵タンパク質ファミリーで他のナッツ類にも11Sグロブリンは存在します。
例:Ara h 3(ピーナッツ)、Jug r 4(クルミ)、Cor a 9(ヘーゼルナッツ)、Ana o 2(カシューナッツ)、Car i 4(ピーカンナッツ)、Gly m 6(大豆)など。
加熱や消化に強く、全身症状を起こすアレルゲンになりやすい性質を持ちます。
・Pru du 8
Alpha-hairpinin
植物の防御タンパク質がアレルゲン化したタイプで、hairpinin という新しいカテゴリーの食物アレルゲン。
・Pru du 10
Mandelonitrile lyase 2; Hydroxynitrile lyase
アーモンドの主要アレルゲンの1つ
植物の防御酵素酵素そのものがアレルゲン化したタイプ。
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