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2015.08.08
刺すハチは、ススメバチとアシナガバチ、ミツバチなどで、特にススメバチは攻撃性が強く、ショック症状の7割をススメバチとアシナガバチが占めると言われています。ですが、刺傷する頻度は決して高くはないもののミツバチに刺傷してもショック症状は起こり得ます。
また1回目に刺されたハチの種類と2回目に刺されたハチの種類が異なっても、アナフィラキシーは起こり得るとされています。
特に7~10月のハチは攻撃性が高いため、身の回りにハチが飛来していたりカチカチ鳴る音がするなど威嚇行動が見られたら、速やかに立ち去るのが望ましいです。
ハチに刺傷し人間の身体に影響を与える場合、ハチ毒そのものの作用と、アレルギー反応があります。
ハチ毒の成分はヒスタミン、セロトニン、カテコラミンなどのアミン類、非酵素系神経毒のマンダラトキシンやアパミン、溶血作用のあるマストバラン、メリチンなどのペプチドなどが挙げられます。
ハチ毒には痛みと痒みを感じます。
ハチのアレルゲンとしては以下が挙げられます。
・ホスフォリパーゼ、ヒアルロニダーゼ、プロテアーゼといった酵素類
・溶血作用のあるマストバラン、メリチンなどのペプチド
・Antigen5
これらにより特異的IgE抗体が産生され、アナフィラキシーショックの原因となるとされています。
ショック症状は15分以内~1時間内におこり、複数個所刺される場合はより危険性が高まります。
また、アナフィラキシー症例の20%程度において、8~12時間後に遅発正反応が生じると言われています。
プロポリスの場合は、ハチが運ぶ植物の芽成分(フラボノイド)、特にポプラ類の芽の滲出物、そして針葉樹などの樹木由来成分が主なアレルゲンとなります。
プロポリスの代表的なアレルゲン
カフェ酸
カフェ酸ベンジル
カフェ酸ゲラニル
ケイ皮酸メチル
サリチル酸ベンジル
フェルラ酸
また、ペルーバルサムはプロポリスと13の共通する成分があるため、プロポリスにアレルギー反応がある方は同様にアレルギー反応を示す可能性が高く、ほかにケイ皮酸、ケイ皮アルコール、バニリンを含む、松やに、カルナウバワックスと交差反応を示す可能性があると考えられています。
ミツロウとの交差反応はまれであるが可能性がないわけではないとしています。
また、ハチミツにはプロポリスは通常は除去されるようになっていますが、プロポリスを添加したハチミツもありますので、確認が必要です。
https://dermnetnz.org/dermatitis/propolis-allergy.html
プロポリスによるアレルギー性症状については、「プロポリスによるアレルギー性症状」 に掲載していますが、プロポリスに接触した部位とは離れた部位での発疹例も報告されているようです。
https://www.atokkyo.com/4B/JP2008-011806.html
プロポリスにパッチテスト陽性となる方は、2010年ポーランドの調査では、慢性再発性湿疹やアトピー性疾患のある7~8歳の16.5%、16~17歳の5.4%との報告もあります。
プロポリスにアレルギー反応のある方はポプラや針葉樹に接触するとアレルギー性の症状が出る場合がありますので、ご留意ください。
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