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【2019.4.7追加】藻塩

2015.09.15

投稿者
クミタス

まろやかな旨みのある藻塩を調理に取り入れられている方もいらっしゃるかと思います。

藻塩はどうやって作られるのか?


食用塩公正取引協議会では、藻塩は「海水の中に海藻を浸漬して製塩した食用塩又は海藻抽出物、海藻灰抽出物若しくは海藻浸漬により製造された粗製海水塩化マグネシウムを添加した食用塩」を指しており、以下のような製造方法などで藻塩はつくられます。

・海水を煮詰め濃度を濃くし、乾燥した海藻を浸海藻の成分を抽出したかん水を作り、かん水を煮詰めるなどをして製塩

・海藻を日なたに干し乾いたら海藻を海水に漬け、を繰り返し塩の付着した海藻を焼いて灰にしたものに海水を加え、寝かすと灰が底に溜まるようになりますので、灰を除いた液体をかん水として煮詰めるなどをして製塩

藻塩に使用される海藻の特徴


海藻は主にホンダワラ、アカモク、アラメが使用されます。
ホンダワラ、アカモク、アラメは赤茶色をしており、海水と海藻を煮詰めていく間に、海藻のだし汁を含む淡い褐色が藻塩の色になります。
この赤茶色は藻の中では褐藻に含まれる色素で、カロテノイドの一種フコキサンチンになり、褐藻の中ではアカモクに多く含まれます。
 

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