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抱っこベルト、抱っこひも、スリングを使用する際の注意事項

2017.03.15

投稿者
クミタス

抱っこベルト、抱っこひも、スリングを使用しての赤ちゃんの危害・危険情報は継続して報告されており、主な危害・危険として以下が挙げられています。気を付けていても事故発生する場合もありますので、再度状態も含め確認しておきましょう。


すりぬけて転落
・保護者が前かがみになった時
・緩みを調整するため留め具を付け替えようとした時
・おんぶしようと背負い上げた時
・保護者がつまずいた時
・抱っこベルト、抱っこひも、スリングの縫い目が裂けている、ストラップが破れている、金具が破損しているなどの破損がある場合 など

対策
→かがむ時にはひざを曲げ、赤ちゃんが前に倒れないように手を添える
→抱っこベルト、抱っこひも、スリングの着脱を立ったまませず、しゃがんだり、椅子に座るなど低い姿勢で、外出先ではおむつ交換台を利用するなど、安定した場所で行えるようにします
→とっさの時に赤ちゃんを守れるように、抱っこの時は片手を空けておきましょう
→抱っこひもを使用する時の注意事項、正しい使い方を確認しましょう
→破損がないか状態を確認するようにします
→首がすわるまでは背当て、頭当てがあるものを選ぶようにします

窒息を起こす可能性
・顔と保護者の背中、あごと保護者の胸が密着した場合
・赤ちゃんの顔が布に覆われている
・赤ちゃんの位置が下過ぎるなど位置が適切でない場合 など

対策
→報告の中で発生が比較的多く見られる出生時低体重の児や未熟児、風邪を引くなどを含め呼吸系に疾患、症状のある児においては特に、赤ちゃんの位置を気にするようにします

股関節脱臼を起こす可能性
・横向きの状態で長時間抱っこする場合 など

対策
→首がすわる3、4か月時まで、できれば歩き出す前までは両足をそろえずに股を開いた状態で抱っこするようにするのが望ましい、とのこと

抱っこひもからの転落に注意!
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/attention/kigai-dakkohimo-140808.html

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