好酸球性食道炎、好酸球性胃腸炎
好酸球性食道炎、好酸球性胃腸炎を含む好酸球性消化管疾患は、消化管に著明な好酸球の浸潤があり、消化管の機能障害がおこる疾患で、好酸球性食道炎では、食道粘膜に好酸球の浸潤があり、炎症があることで食道の狭窄がおこっており、哺乳障害、嚥下障害(食道に詰まる、飲み込みにくい)、胸やけといった症状が挙げられます。好酸球性胃腸炎は小腸、大腸、胃、食道に好酸球が浸潤し、炎症があることで消化管のぜん動運動や消化吸収能に障害を受け、腹痛、吐き気、嘔吐、下痢、体重減少、腹水といった症状が見られています。
経口免疫療法を実施している中で、好酸球性胃腸炎を発症する場合もありますが、好酸球性食道炎、好酸球性胃腸炎の診断、治療においては研究が進められているところで、抗原が存在し原因食物の除去により症状の改善が見られる傾向にあります(特定は困難な場合もあります)。治療においては、好酸球性食道炎では炎症を抑える目的でプロトンポンプ阻害薬、次の選択肢として吸入ステロイド薬、好酸球性胃腸炎では全身のステロイド薬の使用がなされています。
新生児-乳児消化管アレルギー(新生児-乳児食物蛋白誘発胃腸炎)
消化管組織検査で多数の好酸球を認めることのある新生児-乳児消化管アレルギー(新生児-乳児食物蛋白誘発胃腸炎)は、新生児期、乳児期に粉ミルクまたは母乳を開始した後に発症し、2000年ごろから日本でも患児が顕在、増加しています。「日本では、1歳で半数以上、2歳で9割前後が耐性を獲得できている」との示唆があり、一般的には良好な経過をたどるとも見られています。
新生児-乳児消化管アレルギー(新生児-乳児食物蛋白誘発胃腸炎)に関しましては、以下にて掲載しております。
様々なタイプのある新生児-乳児消化管アレルギー
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