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えびの殻によるアレルギー

2019.11.06

投稿者
クミタス

小えびは揚げ物などで殻ごと食べますが、えびを殻ごと摂食するとアレルギー症状が出現し、むきえびではアレルギー症状が出現しない方、殻付きえびではより症状程度が重い方も見られています。
えびフライやトマトは以前に何度も摂取しており、小えびの素揚げとトマトを同時に摂取した後に腹痛が出現し、入浴後に全身の蕁麻疹、咳を認めた。血液検査ではえび、かに、トマトの特異的IgEが陽性で、3か月後に実施したむきえびでの食物経口負荷試験では、口唇周囲のわずかな発疹のみで、その後もむきえびやトマトを食べられていた。1年9か月後に実施したむきえびでの運動負荷試験は陰性。殻付きえびで食物経口負荷試験をおこなったところ、活気低下、じんましん、咳が出現し、陽性であった方の報告もあります(出典・参照:エビの殻によるアナフィラキシーが疑われた症例の検討)。

えびのアレルゲンにおいては、トロポミオシン、アルギニンキナーゼ、ミオシン軽鎖、筋形質カルシウム結合タンパク(SCP)、トロポニンCなどが挙げられており、エビの殻にもトロポミオシンなどは含有されています。タラバエビ科とクルマエビ科ではアルギニンキナーゼの抗原性が異なるとみられているなど、エビの中でも抗原性に違いがあったり、殻の抗原において特徴がある可能性がありますが、今後も情報をアップデートしていきたいと思います。


エビアレルギーの状況
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3153
ダニ舌下免疫療法によりエビアレルギーの症状が軽減した例
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3575

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