Author クミタスさん
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2018.05.08
アメリカでは、2004年から2016年までの13年間に、蚊、ダニ、ノミ咬傷による疾患が642,602件報告されており、13年間で3倍に増加しているとCDC(Centers for Disease Control and Prevention)バイタルサイン報告書に示しています。
地域別でのケースは以下に掲載されています。
https://www.cdc.gov/vitalsigns/vector-borne/infographic.html#graphic1
全国的に報告義務が課せられるようになったことで症例報告数増となっている面もありますが、ライム病、エールリヒア症(エーリキア症)、アナプラズマ症、ウエストナイル熱、また日本でも最近話題になったデング熱、ジカ熱などの発症者が多く、気温上昇、ヒトの移動、物流なども要因の1つにも考えられます。
国内では2018年において4月29日までに報告されているデング熱感染者は31名、全例で国外での感染と集計されていますが、海外渡航時はもちろん、野山など野外では、肌の露出を抑え、蚊、マダニ咬傷を予防できるのが望ましいでしょう。
昆虫、節足動物との接触、刺咬、吸血による皮膚症状
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2132
ジカ熱とデング熱
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1647
ウイルスを有するマダニが媒介することでも知られる重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の発症は5-8月、西日本での症例が多く見られていますが、マダニに咬まれることが原因となり、牛肉、豚肉、子持ちカレイ(主にカレイ魚卵)に食物アレルギーを発症することもあります。マダニに噛まれると、マダニの唾液腺などに存在する糖鎖であるα-gal(galactose-α-1, 3-galactose )が人の体内に入り、抗体ができることがあります。牛肉、豚肉、羊肉などにα-galが存在しており、α-galに抗体ができた状態でこれらを摂取すると、アレルギー反応を示し、交差反応性のあるカレイ魚卵にもアレルギー症状が出現する場合があります。特徴として、α-galの構造から、血液型がA型、O型での発症が多く、B型、AB型では見られない可能性があるとの示唆もなされています。摂食後3~6時間後と症状出現までの時間が比較的長く、ゼラチン(牛由来または豚由来)にも出現する可能性があるとも見られています。
赤肉アレルギーとマダニ咬傷
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1258
豚肉へのアレルギー~Pork-cat syndrome、マダニ
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2078
マダニ対策、今できること
https://www.niid.go.jp/niid/images/ent/PDF/170511madanitaisaku.pdf
参考:国立感染症研究所
カレーの王子さま 顆粒 アレルギー特定原材料等28品目不使用 60g
28kcal/1皿分(ルウ7.5g)あたり
13351
Shiori Itami
サンプルモニターで頂き、…