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レジオネラ症について

2018.07.20

投稿者
クミタス

レジオネラ症は全身倦怠感、頭痛、食欲不振、筋肉痛などの症状から、咳や38℃以上の高熱、寒気、下痢、胸痛、呼吸困難肺炎、意識障害、多臓器不全に至る感染症で、またはポンティアック熱として発熱、悪寒、筋肉痛などの症状が出現します。

レジオネラ・ニューモフィラなどのレジオネラ属菌が原因となり、水や土に含まれたレジオネラ属菌をエアロゾルの状態で吸入することで感染します。そのため、公衆浴場、温泉、循環式浴槽の湯気、一部の加湿器のミスト、人工の噴水・滝の水しぶき、汚染土の粉塵の吸入により感染することが多く、またおぼれた際に汚染した河川の水を吸引、誤嚥することでも感染することがあります。レジオネラ属菌は60℃、5分間以上の加熱で減衰、死滅するため、加熱式で蒸気を発生させるタイプでない加湿器において、レジオネラ属菌増殖リスクが高まります。

7月、9月での発症例が多く、増加傾向にあり、高齢者、新生児、喫煙者、透析患者、免疫機能が低下している方は感染リスクが高く、レジャーでの感染機会も考えられます。病勢の進行が比較的早いため、入浴施設の利用後など、上記に心当たりがあり、不調がある場合などは、早めに受診できるのが望ましいでしょう。

家庭では、お湯を循環ろ過して長期間使用する24時間風呂の場合はレジオネラ属菌が増殖する可能性があり、ぬめりのある個所が温床となる場合もあります。お風呂のお湯は適宜取り換え、浴槽の清掃のうえ、長期間使用している浴槽水をシャワーに使用したり、長期間使用している浴槽水での気泡ジェットなどのエアロゾルが発生する器具の使用は避け、浴槽に入る前には、体の汚れを落としてから入るようするのが望ましいでしょう。   
今までにも超音波振動タイプの加湿器使用者におけるレジオネラ症での死亡例は報告されていますが、適した水を使用のうえ、加湿器の水はこまめに取り換え、ノズルの清掃やタンクの洗浄を行い、加湿器を使用しない期間は水を抜いておきましょう。

レジオネラ対策のページ 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124204.html

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