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電子レンジ火災の原因

2020.11.19

投稿者
クミタス

ご存知の方も多いかと思いますが、誤った使い方により、電子レンジ使用下で火災が発生することがあります。

電子レンジでの使用が適さないことが多い物質例(一部。更新中)
・金属製のもの(缶、アルミホイル含む)
・金属装飾付き皿、カップ
​・上絵・金銀彩のある容器(一部電子レンジ対応とする商品もあります)
・発泡スチロール、(耐熱温度が低い)ポリスチレン製のプラスチック容器
・ペットボトル(一部電子レンジ対応とする商品もあります)
・紙皿、紙コップなどの紙容器(一部電子レンジ対応とするものもあります)
・木製の容器(一部電子レンジ対応とする商品もあります)
・耐熱性でないガラス容器
・陶器、磁気類(火災には至らない電子レンジ対応商品の場合も、繰り返し電子レンジ加熱をしている中で破損することもあります)
・水分の少ない食材(さつまいも、ニンニクなど)
・膜や殻で覆われているもの(卵、トマト、ウインナー、ソーセージ、明太子、皮をむいていないぶどう、栗、殻のついた銀杏など)
・電子レンジ庫内に残っていた食物、汚れ 
など

これら容器に入ったおかず、食品を電子レンジで加熱し、火災が発生することがありますが、カップ麺を電子レンジで加熱し、カップ麺の容器から出火。火災に気づき、電子レンジの扉を開け消火しようとしたところ、火が着衣に燃え移り死亡した例も報告されています。
また、「食品を長時間加熱すると水分が蒸発し、炭化が進行して可燃性ガスが発生し、庫内に充満したときに、食品の炭化した部分が帯電してスパークを起こし、可燃性ガスに引火して、爆発的に燃焼する」と考えられており、肉まんで5分超、さつまいも(焼きいも)で6分超の電子レンジ(出力700W)での加熱にて、出火した再現実験結果も見られています。
加熱時間が超過しないように設定するなど、火災にはご注意ください。 

https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/topics/201703/pdf/range.pdf

出典・参照:火災に注意!電子レンジを安全に使用しましょう!

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