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カブによる反応

2020.12.22

投稿者
クミタス

カブはブロッコリー、カリフラワー、ラディッシュ、マスタード、キャベツ(メキャベツ含む)、ハクサイ、クレソン、ケール、コマツナ、チンゲンサイ、ナバナ、タカナ、ミズナ、コールラビ、タアサイなどと同じくアブラナ科植物になります。
キャベツによる反応、アレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3763
白菜によるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3064
マスタードによるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3904

●食物アレルギー
生と調理済みのカブにおいて口腔を中心としたOAS(口腔アレルギー症候群)、蕁麻疹、血管性浮腫といった症状が出現した例の報告などがあります。呼吸困難感、悪心といった症状が出現する可能性も含め、今後も情報追加していきたいと思います。

●辛み物質イソチオシアネート類による反応可能性
生の大根、和からしや黒からしの種子、わさびなどをすりおろすと、含有のグルコシノレートと酵素のミロシナーゼが混ざり合い、辛み物質であるイソチオシアネート類が産生され、イソチオシアネート類がアレルギーを誘発する可能性も示唆されています。
イソチオシアネートによる反応~大根、辛子、わさび、マスタードの辛味物質など
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2837
カブは漬物加工品も摂食機会がありますが、塩漬け、甘酢漬けカブにおいては、生成されるイソチオシアネート類が低減する結果も見られています。

●接触皮膚炎
カブ、カリフラワー、マスタードに対しての接触皮膚炎の例などは今までにも報告されており、生のカブの葉による症状出現例(特異的IgEはカブの葉、キャベツ、カリフラワー、セロリ、芽キャベツで陽性)も見られています。

品種による違いなども今後アップデートしていきたいと思います。

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