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きゅうりによる反応

2021.04.03

投稿者
クミタス

キュウリはズッキーニ、ゴーヤ、冬瓜、ハヤトウリ、ヘチマ、カボチャ、スイカ、メロンと同じくウリ科の植物になります。
ウリ科植物によるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2825
にも掲載していますが、ウリ科植物の中にはキク科ブタクサ花粉、イネ科植物花粉との交差反応性があり、キュウリはウリ科(メロン、スイカ、カンタロープ、冬瓜、ズッキーニ)、バショウ科(バナナ)などと同様にキク科ブタクサ花粉との交差反応性があるとみられています。
キュウリのアレルゲン例
Cuc s 2(プロフィリン)

毛茸(植物葉の表面にあるトゲ/産毛)は、刺激性の接触皮膚炎の原因物質になる場合がありますが
オクラについて
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4214
キュウリの葉の毛茸が原因物質となる場合もあります。
10年以上無農薬家庭菜園で連日素手で作業していた方において皮疹が出現。体幹、四肢に紅色丘疹、両手のひらと手背に小水疱、鱗屑を伴う紅斑が散在しており、ステロイド外用、抗ヒスタミン薬、プレドニゾロンが内服治療され、軽快、再燃を繰り返しており、パッチテストの結果、キュウリの葉(裏面)での48時間後、72時間後判定で陽性となり、キュウリの葉の毛茸による刺激性の接触皮膚炎と考えられた例の報告あります。
キュウリはウリ科植物には特有の苦みがあり、ククルビタシンを多く含むものは強く苦味を感じます。強い苦みがある場合は無理に食べないのがよいでしょう。

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