Author クミタスさん
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2021.08.13
皮膚に傷のある状態で海や川、湖で遊んで、また海や川、湖で遊んでいる間に皮膚に傷ができ、その後に皮膚・軟部組織感染症を発症する場合があります。皮膚軟部組織感染症としては、水疱が形成されることの多い伝染性膿痂疹、皮膚の腫れ・悪寒・発熱・圧痛を伴うことの多い丹毒、発赤・膨張・発熱・熱感・痛みが生じる傾向のある蜂窩織炎、高熱・痛み・紅斑から紫斑・水疱・潰瘍・壊死と進行する傾向の壊死性筋膜炎などが挙げられます。
黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)や、化膿レンサ球菌(Streptococcus pyogenes)が主な原因菌で、他に以下などが原因に挙げられています。
【海水】
ビブリオ バルニフィカス(Vibrio vulnificus)
類丹毒菌(Erysipelotrix rhusiopathiae)
マイコバクテリウム マリヌム/抗酸菌の一種(Mycobacterium marinum) など
【淡水】
緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)
エロモナス ヒドロフィラ(Aeromonas hydrophilia)
エドワードシェラ タルダ(Edwardsiella tarda)
クロモバクテリウム ビオラセウム(Chromobacterium violaceum)
マイコバクテリウム マリヌム/抗酸菌の一種(Mycobacterium marinum) など
治療においては抗菌薬など薬剤の使用、疾患/状態により外科手術、全身管理などが必要になりますが、海、川、湖に入った後で傷口周辺に傷以外の皮膚病変ができたり、全身症状がある場合は受診し相談できるのが望ましいでしょう。
ほかに濁った河川に入った後で発症することのある感染症として、宜しければ以下もご参照ください。
レプトスピラ症~濁った河川に入り感染することも
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2756
細菌感染による皮膚疾患~蜂窩織炎(ほうかしきえん)
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3849
出典・参照:じほう 感染症学・抗菌薬治療テキスト 第2版 ほか
管理栄養士が考えた こどもカレールウ 甘口 110g
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すずのすけ
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