1. クミタス記事
  2. クミタス記事詳細

読み物

カツオによる反応

2022.01.11

投稿者
クミタス

カツオを摂食して症状出現した方においては、以下である可能性も考えられます。

・カツオによるアレルギー

・かつお粉内で繁殖したダニによるアレルギー
開封したお好み焼き粉やホットケーキミックス内で繁殖したダニを摂食して食物アレルギーの症状が出現することがありますが、開封後のかつお粉内でダニが繁殖することもあり、ダニに反応し症状出現する場合があります。
開封後の粉製品のダニ繁殖を抑えるのに適した温度とは?
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2125

・カツオに寄生したアニサキスによる食中毒、アレルギー
最近ではカツオに寄生したアニサキスによる食中毒事例が増えています。

・ヒスチジンを多く含むカツオによるヒスタミン食中毒
青魚(サバ、ブリ、アジなど回遊魚)や赤身魚(マグロ、カツオなど)、子牛肉、鶏肉、ハム、チェダーチーズ、ドライミルクなどに含まれるアミノ酸のヒスチジンにヒスタミン生成菌が付着すると、ヒスタミン産生菌が出すヒスチジン脱炭酸酵素により ヒスタミンが産生されます。このヒスタミンを多く含む食品を食べて数分から2~3時間ほどで、発疹、皮膚の赤み・かゆみ・腫れ、嘔吐、下痢、腹痛、頭痛、金属様の味、めまいといった症状が出現した場合は、ヒスタミン食中毒が考えられます。
ヒスタミンが生成される要因、ヒスタミン食中毒がおこりやすい状態とは?
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2300

また、鰹節シートを摂食して症状出現した方においては、カツオによるアレルギーではなく、鰹節シート製品に使用されていた卵に反応していた事例の報告もあります。魚を摂食して食物蛋白誘発胃腸炎の症状が出現することがありますが、今後も症例含め掲載していきたいと思います。
魚類による食物蛋白誘発胃腸炎
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4003

    {genreName}

      {topics}