Author クミタスさん
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食物アレルギーのこと、食の安全について、発信していきます。
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読み物
2022.01.27
山菜によるアレルギーについいては、以下でも掲載しておりますが、山菜が原因でアレルギー症状が出現する場合があります。
フキノトウによるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1954
牛、馬では以前から報告されていますが、ワラビの過剰摂取により中毒症状が出現することがあり、牛ではワラビ中の成分のプタキロシド、馬ではチアミナーゼが有毒物質と考えられています。牛の急性中毒では骨髄の造血機能低下と胃・腸・膀胱・腎臓などでの出血、慢性中毒では膀胱腫瘍、血尿が、馬のワラビ中毒ではチアミン欠乏により運動失調、起立不能、けいれんなどが見られています。またモルモットでは、ワラビ中のブラキシンCによりは出血性膀胱炎を起こすことがあり、ヒトでもあく抜きをしないで摂食した場合、プタキロサイドなどによる健康被害リスクが考えられています。
有毒植物の苗が野菜の苗として販売されていた事例もありますが、野菜や山菜を採取したつもりが誤って有毒植物を摂食して中毒症状が出現することもあります。
食中毒例
スイセン(有毒植物)の葉をニラやネギと、球根をニンニクと間違って食べた
バイケイソウ(有毒植物)をオオバギボウシ(ウルイ)と間違って食べた
チョウセンアサガオ(有毒植物)をヨウサイと間違って食べた
コルチカム(イヌサフラン)(有毒植物)の葉をギョウジャニンニクと間違って食べた
ヒガンバナ(有毒植物)の葉をニラと間違って食べた
似た有毒植物が近い場所に生息している場合もあります。毎年誤食による中毒例は見られていますので、採取前にリスクを再認識頂き、有毒植物かどうか自信がない場合は特に摂食を控えられるのが望ましいでしょう。
野菜・山菜とそれに似た有毒植物
https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/rinsanbutsu/leaflet.html
有毒な植物と食べられる植物間違えないように気をつけて!
https://www.nihs.go.jp/dsi/section_s3/toxins/toxicplantsA4.pdf
有毒植物に要注意
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000619563.pdf
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