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そばの実やそば粉を原料にした食品例から

2022.04.30

投稿者
クミタス

そばの実やそば粉を原料にした食品としては、麺のそば、そばがき以外にも菓子などもあり、国内で流通している加工食品や摂食機会のある料理や菓子の中では、以下なども挙げられます(一例)。

そば米(そばの実を塩ゆでし、殻をむき乾燥させたもの)、そば米雑炊/そば米汁(そば米を雑炊にしたもの)、そば粥(そばの実入りなど)、そば寿司(麺のそばを使用)、そば茶(そばの実を脱皮、焙煎加工しお茶にしたもの)、そばソフトクリーム、そばぼうろ(そば粉などを使用)、そば饅頭(皮にそば粉を使用)、そばクッキー(そば粉などを使用)、そばかりんとう(そば粉などを使用)、そば餅、そばふりかけ(そばの実などを使用)、冷麺、ビビン麺(そば粉使用の麺の場合)、そば粉パスタ、パフ(そばの実やそば米などをパフに加工)、フレーク(そばの実を加工など)、シリアル、シリアルバー(そばの実やそば米のパフを使用など)、チョコ菓子、一部のパン、ガレット(そば粉などを使用)、一部のパンケーキ(そば粉などを使用)、雑穀入りスプレッド、一部のおやき、そば焼酎など

そば饅頭が原因でのアレルギー例として、放課後に茶道部のお茶会に参加し、茶菓子として供された饅頭を食べたところ、まもなく口唇の痒みが出現。急いで自転車で帰宅しようとしたが、15分ほど走行したところで顔面浮腫が増強し、呼吸困難,腹痛,意識低下をきたして救急搬送され、救急隊接触時の意識レベルはJCSⅡ-10,収縮期血圧は50mmHg台まで低下しており,アナフィラキシーショックとしてアドレナリン筋注,ステロイド点滴投与などの治療を受けた方の報告もあります(出典・参照:大場憲正 神﨑美玲, 所理彩 玉造吉樹 水戸済生会総合病院 そば饅頭の誤食によりアナフィラキシーショックに至ったそばアレルギーの1例)
加工食品においては、商品名に「そば」の名称が入っていることもありますが、供される菓子や料理の中で、そばが使用されている場合もありますので、ご留意ください。

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